イベントベースの統合
イベントベースの統合により、読み込まれたプレースメントを取得し、そ れらが発するイベントをリッスンすることができます。
選択プロセスは、Selection.on と呼ばれるメソッドを公開しており、これにより選択内の任意のプレースメントが発するイベントにサブスクライブできます。あるいは、Selection.getPlacements メソッドによって返されるプロミスからインスタンスを取得した後、各プレースメントに個別にサブスクライブすることも可能です。これは、選択プロセスが終了した後、ページに読み込まれる前にプレースメントと共に解決されます。
イベントタイプ
Rokt は、ユーザーがサブスクライブできるさまざまなイベントタイプをサポートしています:
| イベントタイトル | 定義 |
|---|---|
| OFFER_ENGAGEMENT | ユーザーがオファーに対して肯定的または否定的に関与することを説明します |
| POSITIVE_ENGAGEMENT | ユーザーがオファーまたはカタログアイテムに対して肯定的に関与することを説明します |
| PLACEMENT_CLOSED | プレースメントが閉じたときの説明 |
| PLACEMENT_INTERACTIVE | プレースメントがレンダリングされ、インタラクティブになった瞬間の説明 |
| PLACEMENT_READY | プレースメントが表示準備が整ったが、まだコンテンツがレンダリングされていないときの説明 |
例
// selection
const selection: Selection;
// 配置がインタラクティブ/表示準備が整ったときにリッスン
selection.on('PLACEMENT_INTERACTIVE').subscribe(() => {
// 配置がインタラクティブになった後に実行するロジック
});
// 配置のiframeがリサイズされたときにリッスン
selection.on('PLACEMENT_RESIZE').subscribe(function () {
// 配置がリサイズされた後に実行するロジック
});
Google Tag Managerの統合例
// ユーザーがオファーに肯定的または否定的に関与したときにリッスン
selection.on("OFFER_ENGAGEMENT").subscribe(() => {
window.dataLayer?.push({
ROKT_OFFER_ENGAGEMENT: true,
});
});
// ユーザーがオファーまたはカタログアイテムに肯定的に関与したときにリッスン
selection.on("POSITIVE_ENGAGEMENT").subscribe(() => {
window.dataLayer?.push({
ROKT_POSITIVE_ENGAGEMENT: true,
});
});
// ユーザーが配置を閉じたときにリッスン
selection.on("PLACEMENT_CLOSED").subscribe(() => {
window.dataLayer?.push({
ROKT_PLACEMENT_CLOSED: true,
});
});