広告主向け Google Tag Manager 統合
このページでは、Google Tag Manager を使用して Rokt Ads を実装し、コンバージョンをキャンペーンにリンクさせてループを完結させる方法を説明します。コンバージョンを広告エンゲージメントに結びつけることで、より正確なアトリビューション、リアルタイムの最適化、およびキャンペーン測定を可能にします。
ここでは、データレイヤーに基づいて Google Tag Manager で変数を作成する方法と、Rokt SDK を初期化しコンバージョンをログに記録するためのタグを作成する方法を学びます。
データレイヤーの理解
データレイヤーは、あなたの開発者によってウェブページ上に実装されているはずです。
データレイヤーは、Google Tag Manager (GTM) と共有したいすべての情報を含むオブジェクトです。イベントや変数などの情報は、データレイヤーを介して Google Tag Manager に共有され、変数の値(例:purchase_total > $100 の場合にリマーケティングタグを発火)または特定のイベントに基づいてトリガーを Google Tag Manager で設定することができます。変数の値は、他のタグ(例:タグの値フィールドに purchase_total を追加)に伝えることも可能です。
データレイヤーがどのように 機能するかの詳細については、Google の GTM 開発者ガイド を参照してください。
データレイヤーの例:
window.dataLayer = window.dataLayer || []
window.dataLayer.push({
'email':'jenny.smith@rokt.com',
'user': {
'firstname' : 'Jenny',
'lastname' : 'Smith'
},
'ecommerce': {
'transaction': {
'amount' : '12.36'
}
},
'event':'gtm.transactionComplete'
});
変数名を識別する
変数はあなたのGTMアカウントで設定され、データレイヤに紐付けられます。変数に関する詳細はGTM 開発者ガイドを参照してください。
あなたのページにおけるデータレイヤの構成は、GTM内のデータレイヤ変数名に影響を与えます。
例データレイヤスクリプト 1:
window.dataLayer.push({
'email':'jenny.smith@rokt.com'
});
データレイヤ変数名: email
例データレイヤスクリプト 2:
window.dataLayer.push({
'user': {
'firstname' : 'Jenny'
}
});
データレイヤ変数名: user.firstname
例データレイヤスクリプト 3:
window.dataLayer.push({
'ecommerce': {
'transaction': {
'amount' : '12.36'
}
}
});
データレイヤ変数名: ecommerce.transaction.amount